東京に来たのならば江戸前すしは外せません。
神戸を立つ前に新宿にある店に行くことに決めていました。
ところがそれを知った友人らが
寿司屋は、門前仲町の「三ツ木」がおすすめ。
大将の気っ風がいい。
いかにもお江戸でつまんでいる感じ。
と指南してくれました。友人はありがたい存在です。早速予定を変更です。
ロックフィッシュを出て、地下鉄銀座線の日本橋で東西線に乗り換えます。
そして門前仲町で降りました。
徒歩1分の距離ながら土地勘がなくまた辺りをぐるぐる。
やっと発見し胸を撫で下ろします。
神戸から来たと伝えると大将も居合わせたお客さんも歓迎してくれました。
久しぶりのテンポのいい東京弁が耳に爽やかです。
季節おまかせにぎり(十貫、3500円)と瓶ビールをお願いしました。
かなり有名な老舗のようで大将が書いた本「寿司屋の親父のひとりごと(講談社)」や店が掲載された本を見せていただきました。
帰ったら購入したいと思います。
英語のメニューがあり外国人にも贔屓にされている様子です。
すしは一貫づつ握っては、説明を添えて出してくれます。
写真はその一部ですがリーズナブルな値段で旨い。
隣のお客さんが変わった瓶に入った冷酒を飲んでいるので追加をしました。
なんと菊正宗の香(かおり)冷酒でした。
菊正宗がこのような冷酒を出していることをはじめて知りました。
名曲「初めての街で」を口ずさんでみたくなります。
大将は遠来の筆者にも声をかけてくれ、またお客さんも話の中に入れてくれて居心地よくすごすことができました。
だんだんと東京にも馴染んできて、
もっと味わいたい気がしましたが腹八分目がよろしいようです。
ちゃっかりサインまでしていただきました。
本当にいい店を指南していただきました。
今度上京したらまた寄りたいですね。
これで宿に向かってゆっくり休めるというものです。