変わりゆく街の角打ち

いま通っている大学の社会人同級生と角打ちらしい佇まいの店に行きましょうと、神戸市営地下鉄の苅藻駅で待ち合わせました。

駅から徒歩で5分くらいのところに飯田酒店はあります。
かつては三ツ星ベルトの大きな塔が見えましたが、老朽化で今はみることができません。

大正6年か7年の創業の老舗です。

ameblo.jp

店は開いていましたが角打ちをやっているようには感じられませんでした。
店内を覗くとご主人がおられ、今日は角打ちはやっていないとのこと。
ひょっとしたら土曜日は角打ちはやっていないのではないかとの懸念は当たってしまいました。

しかたなく新長田方面へ、ぶらぶら。

最初に出会った「くまざわ酒店」、入口は開いてましたが、営業している気配はありません。

mshibata.hatenadiary.jp

次の「永井酒店」はシャッターが下りています。事情があって現在は週2,3日の営業らしい。

変わりゆく街というより、寂れゆく街の姿です。

六間道も終点にかかり、タンク筋の「ためがね酒店」が営業してました。
やれやれ。

mshibata.hatenadiary.jp

長田の街からどんどん角打ちだけではなく店が消えています。

友人とはお互いの近況や大学のことなど久しぶりに話しあえました。
気が付いてみるとお客さんも増え、店内は賑やかになっていました。
私は生ビールが二杯にハイボール、友人は生ビール一杯とハイボールが二杯でした。
友人は飲み足りないのか、お姉さんの嫁ぎ先の酒屋に、わたしは新長田から地下鉄名谷経由で帰ってきました。
ま、友人に会えて、よき日でした。
ありがとうございます。