昨日、垂水図書館で借りて来たのは『そこに定食屋があるかぎり』(大平一枝著、芙蓉社)である。
予約を申し込んだのは半年くらい前のことだと記憶するが、さてはて。

例によって出版社のサイトから内容を引用する。
また食べたくなる、また来たくなる店が、
だれにでも1軒はある。
おなかも心も満たしてくれる、
おいしい食堂のルポルタージュ。地元民から愛される絶品メニューがある。
キャベツがぱりっと新鮮。
漬け物はできる限り自家製。
安い。女ひとりもOK。
おいしい条件を満たす定食屋を著者が訪ね歩く。
儲けはあるのか?
激安チェーン店が席巻するなか、
なぜ地価の高い都会で頑張るのか?
絶滅危惧寸前の過酷な飲食業態、
定食屋店主の踏ん張る心の内と支える客を
独自の目線で切り取った渾身のルポ。喪失と再生を繰り返しながら、
おいしいご飯を頬張りながら、
代謝しながら、一歩ずつ明日を進もう。
そこに定食屋があるかぎり、
私たちはきっと大丈夫だ。
昨日借りてきて、一気に読んだ。
それぞれの店には、その店だけの物語がある。
自分が知っている店ならたまらないだろう。
本の発行は2024年8月であるが、もう無い店もある。
いつも言うのだが「行けるときには行っておきましょう」。

今日の晩ごはんのメインは昼にラム-で買ってきたアジフライ(79円+税)とミンチカツ(79円+税)である。
ふたつで200円もしないのである。これにご飯と味噌汁と寶焼酎ハイボールをつける予定である。