お世話になった店を巡るということを始めておりまして、灘区にある「酒房八悟」を三十数年ぶりに訪ねることができました。
震災前には六甲八幡神社前にありましたが、現在は宮前商店街の一角である六甲町にあります。

↑宮前商店街を示す鳥居

店は以前の場所から200メートルくらい南に下った六甲風の郷公園に面したところにあります。

店に入ったのはお客さんも少なくなっているだろうと思った午後2時頃です。
事前に店のインスタがあることを知り、メッセージを入れておきました。
これが好走して、すぐにわかってくれました。

↑メーニューです。

あまりお腹が空いていなかったことを伝えるとミニセットを紹介され、それにしました。
お隣さんもビールを飲んでおられたので、ミニセットに生ビールをプラス(笑)

食後に甘い物のサービスがありました。
震災前に戻って、ママさんとお話をすると、いろんなことが走馬灯のように駆け巡ります。
界隈にあった共有できる店のことなど、昨日のように思い出されます。
約10年前に「酒房八悟」が震災関連で地元の新聞に掲載されたことがあります。

念のため、その記事を持参して手渡すと「お客さんが持って行ってしまい返ってこなくて、店にはないのです」とのことで、ああ、役だって良かったなあと思った次第です。
マスターにはもうお会いすることは叶いませんが、ママさんと娘さんが後を引き継いで営業していたので、私の訪問も実を結ぶことになりました。
娘さんは、うちの子供と同じ幼稚園に行っていましたので、すごく親近感を覚え、またご縁を感じます。
また夜の居酒屋タイムに寄せていただこうと思います。
そうそう、コンピュータ関連の本から神戸の下町グルメに執筆の主軸を移して書いた最初のグルメ本(2005年発行)の「まえがき」で「酒房八悟」のことについて次のように書いていました。
「ビッグないなり寿司を売っていた店や中華のマルセンの姿がない。やがて蝉の声が一段と大きく響く六甲八幡神社前に出た。酒房「八悟」があった場所であり、たしかに震災前の建物はあった。しかし、八悟の看板はない。・・・どこか別の場所で営業しているのだろうか。気になりはじめると、どうもいけない。インターネット電話帳で検索をかけてみる。やっとのことで「八悟」は六甲町で営業をしていることが判明したのであった。」
もう20年以上も前のことであり、すぐ行動しなかったことに悔いが残ることになりました。皆さま、行けるときには行っておいてくださいね。















