データのバックアップを考える


USBメモリ等の台頭により、3.5インチのFDを開発して最後まで生産を続けたソニーも、2011年3月に生産を終了しました。
1988年に発売開始されたMO(光ディスク)も同様な状況にあります。
 

 
現在MOディスクドライブの生産・販売はロジテック以外は終了しており、筆者が使用してきたアイ・オー・データ機器も在庫限りの販売になっています。
そして日本国内でディスクを製造しているのはソニーのみになっています。

こういう状況から、できるだけ早く他のメディアに記録し直す必要があります。
ところが筆者の場合、メインで使用しているPCはWindows Vista
一方、MOドライブの対応OSはWindows 98/98SE/98ME/2000/XPまで。
今まで使っていたのはWindows 2000ですが、このPCは故障して使うことができません。
Windows 98SEが搭載さてた他の古いPCにMOドライブを接続するも認識しません。
Windows 98SEWindows 98にグレードダウンして試みることもできません。
 

 
半ば諦めていたときにiMACがあることを思い出しました。
 

 
こちらは嘘のようにすんなりMOを認識してくれました。
 

 
試しにMOを一枚だけUSBメモリーに記録し直しました。
あと40〜50枚ありますが少しづつやっていくことにします。

いま流通しているCD-R/W、USBメモリー、その他のメモリーカードとて永遠ではありません。
そのとき最もメジャーなメディアに保存しておくことが求められます。
動画や音楽などを除けば紙媒体で持っておくのが案外有効だったりします。