成田一徹の切り絵入門


こう言うときだからこそ、音楽やその他の芸術などで自分を労わって欲しい。
先日、切り絵作家の成田一徹さんから最新刊の「成田一徹の切り絵入門」をいただいた。
これから切り絵をやってみたいという人向けの集大成の本と筆者は感じ取りました。
 

 
あるとき、切り絵の作り方はと氏に質問した方がおられましたが、氏の人柄そのままに親切に説明されていました。
そして
「(技法を)隠すようなことは何もない。隠す人は自信がないのでしょう」
と。
この言葉は今でも筆者の耳に深く残っています。
例えは良くないかも知れませんが、関西のお好み焼きを考えてみましょう。
店主は客の前で何一つ隠すことなく焼きます。
目の前で見たはずのその技を家で再現しようとしてもできませんね。
そこには決して真似の出来ないノウハウがあるのでしょう。
そういうことは置いときましょう。
 

 
この「成田一徹の切り絵入門」は準備すべき道具と材料から懇切丁寧に切り絵の醍醐味を教えてくれるように筆者は思います。
カッターナイフだけは偶然とは言え持っていました(笑)
 

 
本書に習ってこんな艶やかな切り絵ができたら最高です。
明日からお酒を少し控えて練習に励みたいと思います。
ああ、三日坊主にならないかな。それだけが心配です。