垂水廉売市場「和牛麺処・つるふく」


肉の名門「ミカゲヤ」が平成17年9月22日に開いたのが神戸垂水の廉売市場にある「つるふく」である。
ダイエー垂水店が閉鎖し、人通りも少ない廉売市場を散策している途中で「つるふく」を見つけたのは、つい最近のことである。



店内はカウンターが12席だけの狭い店。
ところが、午後1時も過ぎているというのに、次から次へとお客さんが来る。しかもほとんどが若い女性である。この廉売市場、若い人を見かけるような場所ではなかった。
情報誌にでも掲載になったのだろうか。



メニューを見ると、和牛肉うどん(そば以下同様)520円、国産豚うどん420円、カレーうどん600円、天麩羅うどん650などの麺類のほか、和牛焼肉定食750円、ローストンカツ定食750円、ハンバーグ定食750円などがある。
筆者はトンカツ定食を注文した。ミニうどんか味噌汁が選べるので、勿論ミニうどんにした。
ほかに定食にはデザートがつく。
肉屋の経営だけにトンカツは美味。ミニうどんは腰もあり柚子の香りがするダシがとても旨い。
ただ、最近の大食いのせいか量的にはちょっと物足りない気がしないでもない。
ごはんやうどん大盛のメニューも欲しいところ。



同行者の天麩羅うどんも旨かったようだ。

かけうどん280円にちらし寿司280円を注文するのが案外いいかも知れないと思った。
若い女性が通うグルメスポットが廉売市場に誕生したのは喜ばしいことである。