二年ぶりに、神戸新聞総合出版センターから新刊「神戸おとなの美男美女食堂」を上梓いたします。
あの震災からもうすぐ17年目になりますが、復興途上に変わりはありません。
しかし、いま新しい風が神戸に吹き始めています。
その風を全国の人々にも体感して欲しい。そういう願いを込めています。
前書きから
平成七（一九九五）年一月十七日、巨大な地震が阪神淡路を襲った。神戸もその中にあった。震災から復興を遂げたという声を聞くことが珍しくなくなった。それは表向きの話であって、一歩路地中に入れれば、あちらこちらに更地が見える。
しかしながら神戸の人たちに笑いが戻ってきたことも確かだ。元気に笑顔で仕事と取り組んでいる神戸の、飲食店の今を伝えたいとの想いから構想を練ってはや一年。酒屋、居酒屋、食事処、お好み焼き屋、中華、イタリアン、バー、バール、和菓子店など定番の老舗から新規参入の若い人の店まで巡った。
ご夫婦で切り盛りしている店、お母さんと娘さんの店、お父さんと娘さんの店、逆にお母さんと息子さんの店、お一人だけの店と人の構成は違えど、それらの店には美男・美女がいた。中略・・・
震災から十六年を経て、いま神戸の店には新しい風が吹いていると実感するのは筆者だけであろうか。
神戸を訪れ、店や人との出会いを通じて、その風を体感して欲しい。元気な神戸の今を見てただきたい。
新書版（税込み1050円）で11月30日発売予定です。まもなく市内や近郊の書店（ジュンク堂書店各店、ブックファースト六甲店、元町海文堂書店、板宿井戸書店、垂水文進堂書店など）の店頭に並びます。
また「アマゾン」、「７ｎｅｔ」、「ｅ-ｈｏｎ」、その他のネット書店でも購入できます。
よろしくお願いします。
