神戸・学園都市界隈

こと食べ物に関して高い不味いと筆者が評した神戸・学園都市が先月29日の某全国紙の「まちぶらり」に掲載になった。
見方が変われば、あるいは見る人が異なればという評価の違いが出ていて面白い。
全国紙は「学園都市は文化や教育で神戸の中心にしようと開発された街。その可能性は十分にありますよ」
と結んでいる。





だが街には古代ギリシャがそうであったように、無機質なコンクリートの建物だけではなく、市民が憩える場も必要である。この学園都市には、その片鱗すらないように思える。

立ち食いうどん・そばや立ち呑みこそ必要だと筆者は思うのである。

昼間はこの街に生息する学生や研究者が、大陽が沈んだ後、どこに消えるのか、電車を乗り継いで三宮あたりに出没するのであろうか。

話を戻そう。
かつて筆者がこのブログで取り上げた飲食店が先日の記事に取り上げられていて面白い。
筆者の評価は高くなかったのであるが、記事によれば

店のモットーは
「愛情と栄養のある料理」
地元産の野菜を使った
「野菜たっぷりハンバーグデミグラスソース煮込み」
880円が人気メニュー。
学生や会社員が訪れる。

ということであった。

でも、ごはんも量も少な目の880円は安くはない。
この値段なら美味しいところはいくらでもある。
また安くてボリュームがあるハンバーグなら同じ学園都市に「とくしま」がある。

猥雑さもあってこそ街ではないだろうか。
神戸市地下鉄山の手線沿線の名谷以西で一番困っているのは実は、高齢者ではないだろうか。
どなたか、気軽に行ける立ち呑み屋を開いてください。
それがこの沿線の一番の活性化だと本気で筆者は思います。