青空文庫で読書の秋



 
9月も下旬だというのに、いつまでも暑いなあ。
 
食欲の秋、読書の秋とはよく言われるが、秋の夜長、無料で提供されている日本文学の古典に親しむのも一興かと。
 
無料で提供しているのはご存知「青空文庫」というWEBである。
 
青空文庫ではテキストファイル、エキスパンドブックファイル、XHTMLファイル(一部は HTML)と縦組みを意識したファイル形式でデータが提供されている。
 
テキストファイルは、もっとも基本的な形式のファイルで、ワープロやエディターなど、さまざまなソフトで開くことができる。
 
そんなことをしなくても、ブラウザですぐ使えるJavaアプリケーション「Aozora Viewer ver1.0」(株式会社ソーソー)が使い勝手がいい。
 





 

「Aozora Viewer」は、もちろん青空文庫の作品閲覧に特化したビューアーで、株式会社ソーソーのWEBページのリンクをクリックするだけでアプリケーションを起動できる「Java Web Start」を使用している。
 





 
コンピュータの種類、すなわちOS(基本ソフト)を問わずWebブラウザから動作できるのが特徴である。
 
写真の作品は石川啄木の「悲しき玩具」である。
 
秋の夜長、旨い珈琲をすすりながら珠玉の名作に触れてみたいものである。