"喫茶思いつき"で"ふくあじ"を観る

亀の家を後にしまして、せっかく来たのだからと兵庫港近くにある姉妹四人で営む喫茶思いつきに向かいます。

兵庫港です。

歩いていると外国人の男女四人組に遭遇しました。
最近は有名な場所よりも辺鄙な場所を観光する外国人が増えており、兵庫港界隈もそうなのかな。

修理専門の鹿瀬造船が見えます。
飲み友達だった切り絵作家・成田一徹さんが切り取っていましたね。
『神戸の残り香』に収録されています。

喫茶思いつきが見えました。

看板がなければ通り過ぎてしまいます。

扉を開けると一番年下の晴江さんが「しばたさん」と声をかけて迎えてくれました。
先客は誰もおられませんでした。

普通の家庭の居間にいるような感覚の空間ですが、いまや日本全国はもちろん、外国からのお客さんもたまにあるそうだ。
この写真ははるばる新潟から来られた一家です。
「今朝は、学生さんが一人、千葉から来られました」と晴江さん。千葉は青森だったかも知れません。記憶が定かではありません。
やがて散歩から店長の朗子さんと紀久恵さんが帰って来られました。
高齢になった満知子さんは、いまは店に出ていないそうです。

2年前に"ふくあじ"というジェイコムの番組で取り上げられていたそうです。その番組で250店くらいが取り上げられていて、ベスト5に選ばれて、最近はその番組を見た人が来られるようです。
これは小山薫堂さんが来て撮った何枚かの写真のうちの一枚です。

今日も私の後に来られたかたは番組を見て、大阪から来られてました。
そういうわけで一緒にその番組のビデオを観ました。
番組は一切脚色することなく、ありのままの思いつきの姉妹を捉えていました。

私も写真集↑を作ったことがありました。

まだまだ喫茶店を続けてくださいね。

"ふくあじ"のサイト
www2.myjcom.jp