あきらめなければ、道はひらける


NHKの番組「プロフェッショナル」第133回は研究者 浅川智恵子さんだった。
 
この研究者のことは知ってはいた。
 
14才で事故が原因で失明をした浅川さんが幾多の困難を乗り越えて、障害者も含めて、あらゆる地球上の人々がITの恩恵を共有すべくITバリアフリーの研究に取り組んだ半生の物語だった。
 
番組では浅川さんが大学の英文科の出身と紹介されたが、実は苦難の末に難関の東京大学を卒業した。その後、働きながら同大学院で博士号を取得するなど、人一倍の努力を重ねながらも、多くの人の力を結集させることで、1人では思いつきもしなかったような斬新な研究を生み出してきた。
 
自分の目が見えないという弱点が、逆に武器になった。
 
めったにテレビを見ない理系の筆者であるが、この番組にはおおいに感銘を受けた。
 
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