先日、女流写真家二人展に行く途中で日本真珠会館まで足を運んで最後を惜しんできました。
保存を目指したセミナーにも行きましたが、その後の結論は建て替えです。
この名建築も壊されることになりました。
すべては経済市場原理主義によるのでしょうか。
最近では新開地のガスビルも更地になりマンション建築中です。
日本真珠会館は同窓の先輩である光安義光氏の作品なので一層惜しまれます。
光安氏とは同窓会で同じ空間(日産ビルの上にあった中華料理屋=大神楼、震災で消滅)にいたことがあります。
当時は著名な建築家とは知らず挨拶すらしていなかったことが残念です。
成田一徹さんが「神戸の残り香」に添えた文が名建築中の名建築であることを物語っています。