新神戸に昭和４３年から営業の「ひふみ食堂」がある。
正確には神戸市中央区旗塚通５−１−１５である。
朝８時３０分から夜８時までご家族での営業、店の表を見た限りではこじんまりしているのかと思ったのですが、戸を開けて入ってみると中は空間が拡がります。
４人用テーブルが８卓、２人用テーブルが５卓もあります。
壁に貼られたメニューを見るまでもなく、ガラスケースに入ったおかずの多さに圧倒されます。
何を選んでいいのか正直迷ってしまいます。
ここは食堂なんですから、メインのおかずに汁とご飯が似合う。ということで、棚から焼き秋刀魚を取り、中ご飯と貝汁を追加しました。これで秋刀魚定食のできあがり。
同行者ははまち刺身と天かすうどん。
ほどなくして、注文の品ががきました。
貝汁は１００円と言う安さだったので量が心配でしたが、たっぷりありました。
秋刀魚も身が絞まっていて旨い。これで３９０円は超安い。
びっくり価格です。
同行者の天かすうどん（２００円）と刺身（３００円）も美味しいとのこと。特に刺身は新鮮。
近くの大安亭から仕入れるのか、あるいは中央卸売市場で仕入れるのだろうか。
店内にはあちこちに笑いの福の神が置いてあります。ご利益があれば言うことないですね。
おかずは好みのものを自分で選ぶシステムであるが、この方式は昭和レトロ食堂の特徴である。
安くて美味しくて、ご馳走様でした。
