神戸中央卸売市場内「平岡食堂」

神戸中央卸売市場にある「平岡食堂」に行って来ました。
まるも寿司の案内を目印に食べ物屋がある一帯を歩く。赤提灯や暖簾らしきものがなかったためか、行き過ぎてしまった。
平岡食堂と叫んでいると近くを通ったおばちゃんがもっと手前の、火の用心と書いてある喫茶店の処ですよと親切に教えてくれた。
よくみると壁面にハイカラな書体でHIRAOKAと書いてあるではないですか。店内に入るとバタ臭い
表と違って実にレトロであります。それもそのはず、昭和23年からの営業とのこと。
壁にはメニューがぎっしり、さて何を注文しようかと正直迷ってしまった。
入り口に出ていた「豚ヒレカツ定食」780円を選び、連れは「中華そば」を。
店内の壁には市場の地図が書いてあり、ますますレトロ。

ほどなく注文した「豚ヒレカツ定食」がきました。


秘伝のデミグラスソースが美味しさを誘います。口に一切れ入れるとサクサクと言った感触、ああ旨い。ほんとに旨い。
スープには小さく切った焼き豚が入っており、これまた美味しい。



連れ合いの「中華そば」を少し分けてもらう。麺は腰があって、昔を思い出すあっさり味。
これが420円は安い、オススメですよ。

お昼時だったので、お客さんが次から次へとひっきりなしに来られます。
一階は厨房があるので狭いですが、二階席もあるので、キャパはありそうです。
ご家族で店を切り盛りしておられ、二代目のご主人と息子さん二人が厨房に、店内はお嫁さんが担当のようです。
でも今日は息子さんの一人は出前で忙しくしておられました。
美味しかったです。ご馳走様。

神戸在住のブロガーである、foodishさんkobebeegleさんのブログでも紹介されています。



食後は隣の喫茶「みやた」で昭和レトロな「ミルクセーキ」330円をいただきました。
とてもジューシーでした。なんとシェーカーで作ってくれたのですから美味しかったのです。