まさに灯台下暗しである。
ウエステ垂水の裏の通りに「ふじ食堂」があることに気がついたのは、つい最近のことである。
昭和40年創業以来、40年もの間、ずっと垂水の移り変わりを見てきた店である。
駅前の再開発により、平成11年11月ウエステ垂水の完成とともに、その1階に移ってきた。
現在は二代目の安藤明さんと(先代の奥さんである)お母さんの二人で店を切り盛りする。
店頭の陳列ケース内の定食は、どれも美味しそうである。
ボリュームがあり680円というリーゾナブルな価格の串カツ定食に決めて、店に入った。
広々とした清潔感あふれる店内。
4人用テーブルが7卓、二人用テーブルが3卓はあるので30人以上収容できる。
いかにも食堂と言う感じがする。
「材料が切れまして、終りです。」
ガーン、言葉がでない。
昼を抜いてきたというのになあ。
出直しである。
朝11時に開けて、売り切れになる、およそ3時ころまでの営業である。
仕方が無いので、今日は他の店を探す。