新開地ぶたまんの「春陽軒」

東の浅草、西の新開地とかつては神戸一の繁華街だった新開地に当時の面影はない。
大正14年創業の中華料理店「春陽軒」も新開地が衰退し、人の流れが三宮に移るに従い、客足が少なくなった。






現在の店内には、繁栄した当時の写真が掲げてある。
左の2枚が店舗、右が創業者である山本清一氏である。
一時は店を畳むことを考えたらしいが、客の強い要望に応えて豚まん専門店として再出発して現在に至る。


現在の店舗入り口には「元祖和風中華料理店」と書かれている。


 


多い日には4000個つくるという「豚まん」は味噌を付けて食べるのが、ここの流儀。





1個100円で一人前を注文すると3個入った皿が運ばれる。

最近、朝日新聞の夕刊にも掲載されたので、記憶にある方も少なくないでしょう。

新開地が神戸一賑やかな街であった名残を味わってみませんか。