大安亭市場を歩く



 
神戸市民の台所「大安亭市場」を歩く。
 





 
今のそごうのあたりに大安亭という芝居小屋があった。
 
この小屋の名にちなんで名付けられた大安亭市場。
 





 
市場の北の入り口にロダンの狸がいる。
 
ロダンの狸や大安亭について詳しいことは「ここ」をクリック。
 





 
震災以後、市内の市場は人通りが減った。
 
もとの活気を呼び戻したいと願う商店主たち。
 





 
創業大正15年の三宅天ぷら店。
 
紅しょうがの天ぷら、大阪ではよく見るが
 
神戸ではめずらしい。木の舟もまれだ。
 
酒のアテに好適。
 





 
揚げたて天丼が500円。
 
注文をして、作ってもらう間に酒屋に向かう。
 





 
自動販売機で缶ビールを買う。
 
角打ちが開いており、吸い込まれそうだ。
 
  





 
天ぷら店の近くに無料休憩所がある。
 
ここで昼ご飯となった。
 





 
休憩所には夏のイベントの写真が展示されていた。
 
それを見ながらの食事。
 
 





 
天丼をアップ。
 
海老が二匹、白身の魚はきすか、これに玉ねぎ、さつまいも、なすび、いんげん、さらに香の物とボリュームも十分。
 
自家製の天つゆがたっぷりかかっている。
 
まず野菜から次いで海老とパクついた。
 
揚げたては旨い。ビールが旨さを引き立てる。
 
ご飯が美味しいと思ったら富山産コシヒカリを使っているとのこと。
 
これだから下町グルメは止められない。
 
イカラ神戸とは良く言われるが、それは神戸の一面でしかない。大安亭のような市場がある下町にこそ本当の神戸がある。
 
みなさん、もっと市場で買い物をしませんか。スーパーにない良さがあります。
 
「筆者注」食事の後のゴミは持ち帰りましょう。