美味しい昼ご飯不毛の街で昼ご飯を食べないといけなくなり、比較的よい「とくしま」にゆくと全テーブルが詰まっている。
仕方なく、入りたくはない店の前に来ると、「２時までご飯大盛り！！」とある。ただしサービス定食は対象外のようだ。
そこで店に入り「Ａセット」５８０円を注文する。
自動的に大盛りがくるのか不明だったので様子を見ていると横のお客さんが「大盛り」と言ったので、言う必要があると察した。そこで当方も「こちらも大盛り」と言った。
すると女店主は
「うちのは大きくてたべきれませんよ」
さも、あんたには無理といわんばかり。
「見てないのでわからない」と切り返すも
身振り手振りで
「こんなに大きい」
と何度も繰り返す。
「そこまで言われるのなら食べたるわ」
「５０円プラスになります」
「えー、サービスと違うの」
「おすすめは違います」
「どこに書いてあります」
「表にサービス定食、おすすめ定食は除くと書いています」
「ややこしくて、わかりにくい店やなあ、もういらんわ」
というようなやり取りだったが、時間が過ぎているので定かではない。
これはＡセットで、ご飯は普通盛り。
後からの客も大盛りを注文していたが、店主はすんなり受けていた。
店を出て確かめるとサービス定食だけでなく、おすすめ定食が対象外だった。しかし５０円出せば、大盛りがオーダーできるシステムのはず。あくまでもはず。
顔、体格、性別、（店主が見た）年齢などにより差別をする店であると感じた。
この店、こんな商売で潰れるかと言えば、さにあらず。
客が店を鍛えるというが、この界隈ではそれは通用しない。
こんな日もあるさ、こんな店もあるさでは済まされない。
後味の悪い一日となった。
