12月だと言うのにコートを着ていると暑いくらいの陽気に誘われて元町をぶらぶら。
歩き疲れて「はた珈琲」で一休み。
ブレンドの港町珈琲をいただく。
店を出てしばらく歩くと古本の神戸古書倶楽部の前に。
なんとなく店に入ると眼前に佐野由美さんの「神戸・長田スケッチ路地裏に綴るこえ」が必然のように現れる。
こういう本との出会いもあるもだと思いつつレジへ。
ページを開けてみるとサインがしてありました。手放した経緯はわかりませんが、寂しい気がします。でも次の読み手に渡ったのは幸い。
ご存知の方もあるかと存じますが、佐野由美さんはネパールでの活動を終え帰国する寸前に交通事故に遭い帰らぬ人となった若き芸術家です。
うちの子供が通った高校の先輩にあたる関係で特に注目をしておりました。
今でも、その才能を惜しんで「オフィシャルサイト」が開設されています。関心のある方は、ぜひご覧ください。