友人のお誘いで「出羽桜を楽しむ会」に参加させていただきました。
出羽桜は東日本大震災の被災地にある蔵元で、開催の有無が懸念されておりました。
のんちゃんの女将さんの以下の言葉に後押しされての開催となりました。
「私は、阪神淡路大震災を思い出し、ずっと気持ちがざらついています。
日本経済をこれ以上沈滞化させないためにも、できるだけたんたんと普段通りの日常生活を継続してゆきたいと個人的には思っており、出羽桜さんを応援するという意味でも開催したいと考えております。」
4月7日の神戸新聞25面(社会面)で岩手の酒造会社3社動画サイトで呼び掛け「花見自粛しないで」との記事も出ております。
今回は残念ながら蔵元の参加はありませんでしたが、復旧・復興の大変な作業の中、山形県より仕込み水と東京の特約問屋様にのみに販売しているお酒「泉十段」の原酒を、届けてくださったそうです。
また、神戸市内で、出羽桜さんを取り扱っておられる卸さんと酒屋さんが、今神戸で入手できる出羽桜製品を、かき集めてくれたとお聞きしております。
一期一会「今 この時」を大切に、出羽桜さんを応援する気持ちと笑顔とともに、お越しくださいませと「のんちゃん」さんから案内をいただきました。
男性14名、女性10名の合計24名の参加でした。
メニューです。
以下順に紹介します。
出された酒の一部です。
前菜
トマトと菜の花のおひたし
いかなごと木の芽の卵焼き
ごぼうのスープ
刺身
鱸の洗い
春野菜のさらだとともに
焼き物
焼き鳥盛り合わせ7,8種
揚げ物
竹の子の磯辺揚げ
箸休め
若布と鯛の子のゼリー寄せ
焚物
ロールキャベツの酒粕クリーム煮
御飯物・吸い物・香の物
桜ご飯のおにぎり
海老のお吸い物
水物
甘酒を使った春のマチュドニア
(フルーツポンチ)
あっという間に予定の時間が過ぎました。
「出羽桜さん」ということで、希望の「春」を感じる料理の数々とお酒でした。
最後に集合写真を撮りました。
エールとして、出羽桜さんに送っていただくことになっています。
のんちゃん様、本当にありがとうございました。
「筆者注」
出羽桜のサイトは「こちら」です。