きっさ しゅみ@南京町


先日、やっと見つけた南京町にある「きっさ しゅみ」に寄ってきました。
開業して40年くらいになるそうで、いわゆる純喫茶で、モーニングサービスすらありません。
珈琲とトーストをいただきながらご主人とお話させていただきました。
気になる店名ですが、名刺代わりにもらったマッチに見られるように「趣味(しゅみ)」ではなく「須弥山(しゅみせん)」から採ったのです。
その意味するところは、
「古代インドの世界観の中で中心にそびえる山。インド神話ではメル山、メルー山、スメール山ともいう」
かつては界隈は外人バーだらけ。店名はそれらと区別するためでもあったのでしょう。
南京町を訪れるお客さんの数は減ってはいないようですが、人種が違いますとのこと。
震災後、飲食店が立ち食いのスタイルにしたことが大きな負の遺産となっているようです。
筆者のあと、常連客が二人、別々に来られました。
このような場所の純な喫茶店に行きますと、マスターから昔の神戸が聞けたりと楽しいですね。
また寄りましょう。