文進堂書店閉店(8月末)に思う



わが街、垂水から広文館に続き今月末には筒井康隆さんで知られる文進堂書店が閉店になります。
先日、駅前に出たついでに文進堂に行き貼り紙がしてないか確認しました。


目立たないようにA4程度の紙に小さな文字でプリントした閉店のお知らせが貼ってました。
店に寄られたお客さんでも気がつかない方が少なくないことでしょう。
本当の事情はわかりませんがそっと消えたい心境なのでしょう。
本を読む人が減り街の書店で買わなくなったことも理由のひとつでしょう。
海文堂書店が店を畳んだときに言われたネット書店に負けたということもあるでしょう。
残念というより寂しい気がします。
個人的には船越店長さんの時代に自費出版の本を快く置いてくださりました。

類書がなく良く売れて追加で収めさせていただきました。
地元の書店は大型書店にはない魅力や活用方法がありました。
モノを増やしたくない筆者はもう本を買うことはしないでしょう。
本屋の存続にはなんら協力できるわけでもないので本屋が消えていくことに「残念」とは言えません。
よい思い出だけを胸に仕舞っておきます。
おつかれさまでした。
ありがとうございます。
こんなときにPOPEYE 最新号「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」が出たのは皮肉です。