神戸須磨「敦盛そば」

MSHIBATA2005-11-03

須磨駅前のレトロな「大彦食堂」の帰りに、平敦盛を供養するために建てられたと言われる大きな五輪塔がある敦盛塚によった。




この敦盛塚の手前に、今年の4月から10年ぶりに再開された「敦盛そば」が佇む。
史跡めぐりで多くの人がやって来るのに、何もなくては寂しいというのが店主の思いだと聞いた。
実際、後から何組かのグループがやって来た。
せっかくなので、この店のオススメである「敦盛そば」500円を頂く事にした。
なお、すでに電子友人のやっさん@鳥頭さんがこの敦盛そばに来られています。さすがですね。





店内は雅楽がしずかに流れる。
また平氏系図や江戸時代の名所地図、明治・大正時代の神戸の姿を紹介した展示コーナーもある。



メニューには敦盛そば(かけそば)と但し書きがしてあり、揚げでも追加しようと思ったが同行者はそれで良いという。
しばらくして運ばれてきた「敦盛そば」は細麺で、だしは上品な味がした。
ついでに古代米を使った「敦盛ごはん」も注文した。ちょっと赤く色づいた飯が彩りを添える。





食後に「そば湯いかがでしょう。」と店の人の気遣いが嬉しい。
ここのそば湯は、特別にそば粉から作っていると言う。
まろやかな味わいの一杯でした。
ごちそうさまでした。

「筆者注」経営されれいる高齢のご主人は不在で、パートと思われる女性3名がおられました。