阪神御影駅の高架下あたりに「アイス最中」でつとに有名な「大西商店」がある。
阪神電車に乗って、御影駅を通過するとき、何気なく下を見ると、この大西商店だったりする。
店内に入ると昔ながらの丸いカバーの掛かった椅子が目にはいる。
心ときめく一瞬である。
創業以来５０年、何ひとつ変えず、かたくなに伝統を守っている店。
店のジャンルを何にするか、食事処ではけっしてない。
駄菓子屋に近い気がするが、あえて食事処としておくが、特に意味はない。
数々のメディアに取り上げられ、取材に訪れたタレントの色紙が数多く掲げられていた。
そのなかに、あんな人の色紙もあって懐かしい。
今は、どうされていることだろうか。
人気の寿命は短い。人生もしかり。
しっかり、おいしいものを食べておきましょう。
まずは「たこ焼き」を注文。
一人前１２個が３００円。
ご主人に焼いてもらってる写真もあるのですが、出し惜しみしておきます。
たこ焼きですから、しっかり蛸が入ってます。
これにソースをつけて食べます。あ、はじめからソースがついてますが。
熱々で美味しい。どこのソースを使っているのでしょう。阪神だから阪神ソースかな。
ビールが欲しい。
（勿論ビール売ってます。）
たこ焼きの後は、デザートに名物「アイス最中」（バニラ）１００円。
外装は簡単に外すことができ、ご覧のようなアイスが詰まっています。
風情があって美味しいです。
子供の頃に帰った気がします。
でも店の経営は大変なのです。
学校が統合や廃校、移転になってしまい、主だった高校生のお客さんがめっきり少なくなっています。
いつまでも残って欲しい店。
近くに行ったらぜひ寄ってください。
