阪急六甲「とんかつみやま」

前回、とんかつ「みやま」に訪問したときは休憩時間帯だったため、入ることが出来なかった。
今日は何が何でもと言う気持ちで約15年ぶりに行ってきた。
阪急六甲のケーニヒクローネの手前の小路を東へ歩き、彦六寿司の看板より更に奥のところに「みやま」はある。






丁度営業直前であり、ご主人の清水さんが店の前で作業をされていたので、
「何時からですか」
と声をかけてみた。
「11時半からです。もう少しお待ちください。」
との返事でしたが早めに店内に入れてもらった。



一歩店内に入ると以前と変わらぬ佇まい。
創業は昭和59年(1984年)とのこと。
筆者が六甲を拠点に仕事を始めたのが昭和62年、その頃から「みやま」にはお世話になった。
当時はとんかつとうどんのセットをよく注文した。





現在の店内の壁にはメニューの短冊がぎっしり貼ってある。




学生定食なるメニューがあるのも六甲らしい。神戸大学の学生さんが寄るのだろう。
このあたりも震災の影響が大きく影を落とす。
会社が撤退したり、学生さんのお金の使い方が変わったりで、お客さんが少なくなったと、清水さんは肩を落とす。
でも次世代を担う若き学生さんらに安くてボリュームのある定食を出しつづけてほしい。





「チーズ入り豚かつ」や「おろしかつ定食」が人気とのことで、後者をオーダーした。
分厚いかつに大根おろしと、たっぷりの味噌汁。
ご飯は大、中、小、どれも同じ値段というのが嬉しい。
本来脂濃いとんかつが大根おろしと中和して、口の中はサッパリしました。
新梅田食道街にある焼き鳥の「とり平」ではキャベツではなく「大根おろし」を出してくれます。
それと同じ感じでいいですね。
ひさしぶりのみやまのとんかつ
美味しかったです。
ごちそうさまでした。