春日野道・森本酒店閉店


 
春日野道商店街のみなと銀行前。
 
まだ午後6時半だというのに、なにやら寂しげだ。
 





 
商店街を外れて、ちょっと東にゆくと老舗の森本酒店がある。
 





 
かつてはダンロップの工場があって賑わったことだろう。
 
久しぶりの今宵は友人と待ち合わせ。
 
早く着いたので先に入る。
 
店の娘さんや常連さん二人もいてにぎやか。
 





 
この季節は、おでんが定番である。
 
酒は西宮の金鹿。いいなあ。
 
やがて友人が登場なれど閉店10分前。
 
急いで惜しむように飲む。
 
帰りがけに意外な事実が・・・・
 
なんと今月で森本酒店さんは、店を畳むと聞かされた。
 
「立ちは27日が最後かなあ」と女将さん。
 
元町の焼き鳥一平が店を畳み、新開地の直井商店も今月限り、花隈の為井酒店も閉まった状態が続く。
 
神戸の角打ち名店が続々と店を畳む。
 
筆者には商業化したルミナリエにはなんの興味もない。
 
市民の憩いの場があってこその街ではないのか。街の再生は、いよいよ難しくなった。
 
できれば、閉まる前に、もう一度、森本酒店にゆきたい。
 





 
外に出ると月が寂しげに浮かんでいた。
 
前回の森本酒店訪問記は「ここ」に詳しい。