最盛期には神戸市内だけでも70店を数えた喫茶ホワイト、現在は指折り数えるだけになってしまった。
3月になったある日、そんな喫茶ホワイトのひとつであるJR高架下の店を訪ねた。
ホワイトと言えば「ミーコ」ということで、ミルク入りコーヒを入れてもらった。
いまどき一杯が230円と驚きの価格である。
店主の安原さん夫妻が店を継いで半世紀が経った。
「安くて、おいしくて、雰囲気がいい」をモットーとする店には常連客が通う。
「こんなのに載せてもらったのよ」と神戸市男女共同推進会議ニュース「すくらむKOBE」(VOL.17号2009年2月発行)を見せてもらいながらミーコをすすった。
店の歴史やこれからのことを分かりやすく纏めてあって良い記事になっている。
お二人の今の夢は「一日でも長く店を続けること」だ。シャッター通リと化しつつあるモトコーにいつまでも灯を点しつづけてほしい。
「筆者注」
以前の記事はこちら、御蔵ホワイトの記事はこちらを参照してください。