先日の神戸新聞夕刊の連載「新神戸の残り香」は湊川公園から新開地本通を見る切り絵でした。
筆者も同じように湊川公園から本通を望む写真を過去に何枚も撮ってきましたが、
なんとアーケード上にそそり立つ謎の鉄塔があります。
全く気がつきませんでした。
一方、老舗喫茶エデンの近くを散歩していますと一世を風靡した大衆喫茶のホワイトであった建物に遭遇します。
もう営業されてはいませんが神戸の衰退を象徴するようです。
この後、足は自然とエデンに向かいます。
エデンのマスターも同じ記事を見ていたらしくデジカメに収めた鉄塔の写真を見せてくれました。
記事が掲載になってから撮りに行ったようです。
そして筆者と同じく鉄塔の存在に気がつかなかったそうです。
記事によると、この塔にグリコの看板が掛かっていたとのこと。
万歳姿で走る例のランニング男です。
時代の変化を察知してフレームだけを残してどこかへ走り去ったのでしょうか。
寂しい神戸です。
