キョウチクトウ(夾竹桃)


町内を散歩していて見つけた「キョウチクトウ夾竹桃)」です。
昨日8月6日は広島市に原爆が投下された日ですが、原爆により70年間草木も生えないと言われた焦土にいち早く咲いたのがこの花です。
市民に復興への希望と光を与えたと言われています。
原爆犠牲者への慰霊の意もこめて昭和48年、広島市の花に選定されています。
キョウチクトウは7月、8月に紅や白の花を咲かせ、エキゾチックな忘れがたい夏の花のひとつです。
高温乾燥に強く、また大気汚染にも強いことから、都市の街路樹として緑化にも良く利用されているそうです。

ウィキペディアによれば

キョウチクトウ夾竹桃、学名: Nerium oleander var. indicum)とは、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木である。
和名は、葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることから。
キョウチクトウは優れた園芸植物ではあるが、経口毒性があり、野外活動の際に調理に用いたり、家畜が食べたりしないよう注意が必要である。
花、葉、枝、根、果実すべての部分と、周辺の土壌にも毒性がある。生木を燃した煙も毒。
腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。
中毒症状としては、摂取した1時間後辺りに、疝痛、下痢、頻脈、運動失調、食欲不振などがある。