「大力食堂」は西宮市甲子園綱引町にある。
鳴尾から甲子園球場の裏を通って十数分歩いただろうか、旨い具合に「大力食堂」の前に出た。
神戸三宮の大丸前にあった「力餅」で腕を振るっていた藤坂悦夫さんが、甲子園で店を開いたのが昭和４１年のこと。
したがって今年で４０年近くの歴史を誇る老舗になる。
現在は、同じく力餅で働いていた奥さんと店を切り盛りする。
先日、ブロガー仲間の「えんじょい」さんが、この大力食堂の超大盛カツどんを完食したと言うのを聞きつけ、筆者も寄ってみた次第である。
午後３時過ぎ、店に入ると近所の方数人がが晩酌中であった。
「カツ丼を食べたいのですが、食べ残すとペナルティありますか。」
「それは、ありません。」
「じゃ、カツ丼大盛下さい。」
「いきますか。」
運ばれて来た、このカツ丼の高さよ。今までに見たことがない。
えんじょいさんのブログで見てはいたが、これほどとは。
先日の「讃松庵」の天麩羅ぶっかけうどん大盛も凄かった。それ以上だ。
カツ丼吉兵衛のてんこ盛だってこんなことはない。
どこから攻めるか、とほほ。
掘っても掘っても、飯は減らない。
逆に腹はいっぱいになってくる。
はたして、完食できるのだろうか？
つづく。
