壁には雑誌記事が貼ってある。
ほんとうに掘っても掘っても飯が減らない。
おお、やっと上半分が終わったぞ。
「どうして、こんなメニューを考えたのですか。」
「若い人に来てもらいたいから始めたんです。」
「おたくは若いから、食べれますよ。」
「高校生の女の子でもぺろりですよ。」
そんなことを言われたら頑張らないわけにはいかない。
上半分が終わると、後は不思議と楽になったのです。
そして完食できました。
ここのご主人、力餅のことになると話に力が入る。
いろいろと教えてくださった。
いま一番儲かってるのは姫路の力餅だそうである。
神戸からやってきたと話していたので、代金を払おうとしたらなんと要らないと言う。
こんなことは初めてである。
神戸からじゃ電車代だけでも680円では来れない。
見事に食べてくれたのでご馳走するとのこと。
とても嬉しい。
せっかくのご好意ですから素直に受け取らせてもらいました。
本当にごちそうさまです。
今度はおかず、ごはん、味噌汁を食べに来ますね。