ええとこええとこ神戸新開地の名物うどん店「びっくりうどん」が5月11日を以って、92年の歴史に幕を下ろす。
神戸の庶民の街「新開地」の老舗がまた一つ姿を消す。
最終日の今日、名残を惜しむべくお昼頃に寄らせていただいた。
この店のことはホームページにも書かせていただいたが、こんなに早く店を畳むとは夢にも思わなかった。
最後の、今日限りの名物うどんの味を舌に刻んでおこうと、多くの常連さんが、この日も暖簾を潜った。
毎日新聞と神戸新聞が取材に来ていた。
取材を終えた記者さんも、一人の客として最後のうどんをすすった。
せっかく、阿部さん親子とも顔なじみになったのに、残念極まりない。
最後なので、今までに注文したことがない「きざみうどん」を食べた。
電子友人のこの方が好きなメニューでした。
そして、いつまでも「びっくりうどん」のことを忘れないために、うどんの鉢を譲っていただけないかと申し出たところ、嬉しいことに実現した。飾っておくか、毎日の食事に使うかは、これから考えることにしよう。
「店がなくなっても、近所に住んでいるのでいつでも訪ねてください。」
「ありがとうございます、お元気で。」