法務局に所用があったついでに、この10月で取り壊しになると聞く「山本船具店」に寄ってきました。
神戸市内の由緒ある建物が、簡単に取り壊しになって消えてゆくのは忍びないです。
成田一徹さんの「神戸の残り香」に掲載された「山本船具店」。
社屋の中にある切り絵の原画を撮影させていただきました。
震災にも耐えて残ったにもかかわらず、代替地への移転を余儀なくされて取り壊しです。代替地では新社屋を建設中ですが、旧社屋を移築する余裕はありません。
自治体が保存場所を提供することは望めないのでしょうか。
完全にこの世から消えてなくなります。
せめて最後の姿をと、カメラに収めさせていただきました。