雲のうえ

先日お会いした横浜のラジオ&テレビのプロデューサー氏から珠玉の冊子を頂戴した。
北九州市が10月に発行した「雲のうえ」というものである。「雲のうえ」の意味は本誌を見ていただくとして、この冊子の意図は、北九州市の魅力・姿を市内外の多くの方々に知ってもらうことにあるそうです。





市のサイトでの紹介文を引用しますと

「雲のうえ」は、ビジターズ・インダストリーの推進の一環として、刻々と変わり行く北九州市の「いま」を、毎号ひとつのテーマに沿って描き出す新しい情報誌で、制作においては、経験豊富なスタッフを起用し、従来の自治体が制作する情報誌の枠を超えた、誰もが手に取り、保存したい、北九州市へ訪れて見たいと感じることができる情報誌となっています。

  手に取り、読んだ人が持ち帰りたくなる情報誌を目指しました。

今回の創刊号では「酒場」を特集し、市内に今も数多く残る「角打ち」にスポットを当てています。

「角打ち」を通して展開される人間模様、時代の中で変貌を遂げていく市の表情、時を経ても変らない街と人の佇まいを紹介する中で、北九州市というまちを知っていただき、訪れてみたくなるような内容となっています。

今後も、「雲のうえ」は「市場」、「劇場」、「工場」等をテーマに紹介し、街の魅力を市内外の人へ伝えていきます。






いやあ、実際に手に取ってみると素晴らしい臨場感。
14軒の角打ちの紹介のほかエッセイが掲載されています。
従来の役所が制作した情報誌の概念を覆しています。
立派立派ですよ。
流石はすばらしいスタッフを登用し、お金をかけた作品だけのことはあります。
コンセプトは拙書「神戸立ち呑み巡礼」もひけを取らないんですがね(笑)

神戸市も、ファッション都市神戸、ハイカラ神戸の宣伝文句を卒業して、このような情報誌を作ってはいかがでしょう。

神戸の立ち呑みツア仲間にも勧めたい一冊。

入手は北九州市のサイトでどうぞ。