こうべ甲南武庫の郷・平介茶屋



 
今日も暑い。
 
昨日は62回目の終戦記念日
 
東灘区では野坂昭如氏の小説「火垂るの墓」の舞台を歩く人々もいた。
 





 
同じ東灘区にあるこうべ甲南武庫の郷。
 
明治三(1870)年、初代高嶋平介氏が東明村、現在の東灘区御影塚町3丁目で商いを始めたのが高嶋酒類食品株式会社の始まりとされる。
 





 
震災直後、3階建ての旧社長宅は残った。
 





 
洋館内には震災前の御影郷の模型が陳列されている。
 
右上に今は無き菊千歳の酒蔵が見える。
 





 
洋間の他に8畳、6畳、10畳の日本間があった。
 
この日本間を生かして話題性のあるものが造れないものか。
 
それは「漬物とご飯」だとひらめいた現社長のアイデアでかまどで炊いたご飯と漬物の「お昼の定食」が誕生したという。
 





 
献立は、食べる時間を逆算して漬けた旬の野菜ぬか漬けサラダ、甲南漬変わり盛り合わせ、さわらの味噌漬、煮物、ご飯、みそ汁、デザート、季節によっては変わることもある。
 





 
ご飯はお代わりができるようにとおひつで出される心使いは嬉しい。
 
食事だけでなく、ちょっと一杯という辛口の方には、清酒コーナー酒泉「木瓜」で灘の地酒3銘柄のセット(月替わり)を500円で味わうことができる。
 

「筆者注」
所在地:神戸市東灘区御影塚町4−4−8
営業時間:11:30〜13:30
定休日:無休(但し、年末年始のみ休)