兵庫・和田岬ツアー 国宝級角打ち木下酒店編


ああ!日本の原風景が木下酒店にある。
今回のツアーの目玉、角打ちの原型がここにある。
大正十年創業、まもなく百年。
天井からガスランプがぶら下がっています。
昔は雷などで停電が多かった名残です。
入り口の戸は震災の被害で閉めることができず空いたまんま。
「風情はええかも知れんけど、建物は触られへん」とご主人。
日本の近代化を三菱重工とともに歩んできました。
筆者は宝缶酎ハイと熱燗、そして鯖の生づしをチョイスしました。
お連れさんはなんやったかいな。
アテにするめと鶏肉のソーセージをもらってましたね。
ご主人がコンロであぶってくれます。
皿の代わりに蠟紙の上においてくれました。
皿洗いが要らない合理性。
そうこうしているとモノ造りの匠が来年の干支の置物を持って現れました。
その後、常連さんの干支に猫がいないのはなぜかの話の輪に入れてもらいました。
ああ面白かった。
払った勘定は三人で驚きの1500円でした。
また寄せていただきましょう。