神戸西元町「桃太郎力餅」

MSHIBATA2005-11-07

「桃太郎力餅」は神戸市中央区西元町にある創業百年近くの老舗である。
力餅食堂は関西圏にたくさん存在するが、今日紹介する「桃太郎力餅」はいわゆる力餅食堂とは何の関係もありません。

一歩店に入ると、そこは「おばあちゃん達の隠れ家」かと一瞬とまどってしまった。
写真は、ほとんどのおばあちゃん達が帰った後の店内である。




店主の弟さんが経営するJR元町駅前の「桃太郎力持」の入り口に「うどんと赤飯のセット400円」となっていたので、それを注文するつもりだった。
だが、本家らしい西元町の店では550円だった。そこでカレーうどん400円を注文した。
ほどなくして運ばれてきた。




うどんは立ち食い店のものによく似た味わいであったが、腹が減っていたので大変おいしくいただけました。ごちそう様。
一番よく出るのは麺類と赤飯かちらし寿司のセットだという。





力餅と言うのは元来甘味食堂と言われるジャンルの食堂であり、大福、おはぎ、田舎饅頭なども売っている店である。
女将さんにお話を聞いたところ、遠くはフランスや中国にまで送ったことがあると言います。
また市内のホテルでも売っているとのことです。

どんなお客さんが来るのかと聞いてみたところ、「JTBのホームページ」で紹介されているので小さい店なのに、旅行者も結構来るとのことである。

一口に100年と言っても、創業百年はすごい。

店内には毎日新聞や神戸っ子に掲載された記事が貼ってありました。

今度は弟さんの店で「うどんと赤飯」のセットを食べてみたいと思う。