須磨月見山歴史散歩


遅めの昼ごはんを取ってから酒屋に寄ろうと「みゆき食堂」の前に来ますと暖簾が下りております。
最近は午後3時には閉めておられるようで、うどん屋があったことを思い出して、来た道を戻ります。
 

ああ、七福の暖簾は掛かっていますが、午後3時から5時までは休憩との張り紙。この界隈で遅めの食事をするのは至難の業と知る。


 

昼ごはんをあきらめて、とぼとぼと歩いていると一軒の酒屋に遭遇。
少し休憩することにする。 


 

中央卸売市場近くにある酒屋と同名のため聞いてみたが、関係はないとのこと。
また寄せていただくことにした。


 


目的の丸丹酒店が見えます。
女将さんは、郷土史を数多く書いた作家春木一夫氏の娘さんとして知られています。

 

 
古本屋で入手した灘五郷歴史散歩(昭和48年創元社発行)を肴に女将さんと話が弾みます。作家が家ではどんなお父さんだったのか、気になり聞いてみますとごく普通だったとか。ただし人気作家だっただけに来客は多かったそうです。
 
そのうち近所の常連さんも姿を見せて狭い店内は混雑し始めます。ということで店を後にさせていただきました。