おらが山「おらが茶屋」

今日は絶好の行楽日和。
かつて長田の神楽町に印度屋本店というカレー店があった。
印度屋という店名に惹かれます。今もあるかと調べたが、見つからない。

ところが偶然、高倉山(おらが山)のてっぺんで「おらが茶屋」として営業していることがわかった。前の店舗は震災で全壊になってしまったと言う。
ちょうど休みで帰ってきていた息子の車に乗せてもらって行く事にした。






おらが山の麓に到着。
ここからは歩いて登ることにした。






この急な階段を登るのは、日頃の運動不足が影響するように思えた。
しかし、行ってみたいという気持ちが勝った。






頂上には高倉山の石碑があった。
神戸市が高倉山を削って埋め立ててできた人工の島がポートアイランドである。したがって高倉山は存在しない。
ただし高倉団地は残っている。
(間違って書いているかも知れません。その場合はご容赦ください。)






おらが山に聳える「おらが茶屋」である。
ここで、かつて新長田にあった「印度屋本店」のカレーが味わえるという。
高まる期待感!!
車がありますが、どうやって登ったのか不思議。






「おらが茶屋」から西方面に明石海峡大橋
東方面には神戸空港が一望できる絶好のロケーション。
大パノラマ(動画)が拡がります。






まよわずに、「独特カレー」(750円)を二人分注文。
やがて運ばれてきました。
外観は大阪南にある自由軒の「ドライカレー」に似ています。
でも違うんです。
カレー粉を使って、手間をかけて炒めたカレーチャーハンの上に、カレールーをかけ更に真ん中に生卵を落としたものです。

一口二口と食べている間に増す辛さと玉子がうまく絡み合ってとても美味しいのです。玉葱の炒め具合も香ばしい。
あっと言う間に食べてしまいました。
ごちそうさまでした。
今日初めて行ったのに、経営者の横山さんはコーヒーをご馳走してくれました。
手を休めていただいて伺いました。

印度屋本店は、初代の方が昭和40年に創業、二代目の横山さんが引き継いだのが昭和47年、そして平成7年の震災です。
震災後の数年を経た平成10年6月から、この「おらが茶屋」で営業するようになったとのことです。
初代の創業から約40年も続く老舗ということになります。





さて、このような名店にぜひ行って欲しいのですが、難を言えば、どうやってこの「おらが茶屋」到達するかということです。
いまブームの山歩きの好きな方は、ぜひコースにいれてください。

そうでない場合は、JR須磨駅または山陽須磨駅からバス75系統で高倉台8丁目まで行き、そこから階段を登れば10分から15分程度で到着できます。

「筆者注」
営業日:土,日、祝日の午前6時から午後3時 雨天でも営業
電話:078−736−3933
所在地:神戸市須磨区西須磨寺公園立原谷1−1
メニュー:名物カレーの他、コーヒーなどのドリンク類(ホット、アイス)、麺類、ビール、おつまみもあります。