いま垂水廉売市場が熱い

神戸駅にほど近い稲荷市場。
かつては神戸一の市場だったと聞くが、現在はわずかに23店舗。






シャッターが閉まっている店も少なくない。
市場の活性化を願って神戸芸術工科大の学生さんが住み込んで活動をしている。
今年の秋に開催される「イベント」も近い。
さて、今日の神戸新聞経済面で垂水駅前の廉売市場が取り上げられた。
ほかの市場同様に店主の高齢化、消費者の市場離れが進み空き店舗も少なくない。
また核になっていたダーエー垂水店が閉店、その後の行方が心配されていた。






この廉売市場に肉のミカゲヤ直営の食事処「つるふく」ができていることは、このブログでも紹介させてもらった。
その後、空き店舗を利用して立ち呑み屋や韓国料理の店などの新規開店が続いて急に活気づいてきたと新聞は報じている。
レトロな市場の雰囲気と相まって、若い女性にも人気となっているようだ。特に評判なのがタイ・ベトナム料理の「亜細亜市場」だそうで、市内はもとより県内から客がおとづれるそうな。
これは面白いスポットが誕生したものだ。
追って探検してみようと思う。

ところで、記事によれば、

この市場も3〜5年後には27階建ての再開発ビルが着工される予定という。

また神戸らしい市場が失われる。神戸市内のどこもかしこも、どこにでもある地方都市の顔しか持たなくなってゆく。嘆いても仕方のないことではあるが、コスモポリタン製菓の廃業とも符号する。