魚の棚商店街「朝日」



 
明石の魚の棚に出かけたが、いつもと様子が違う。
 
おちつかない原因がわかった。
 
鮮魚店がないのだ。正確には減った。代わって玉子焼屋が台頭し、玉子焼き屋で行列とは驚き。
 
いままで気がつかなかったのは、T屋に直行していたからである。
 





 

もう玉子焼屋を卒業した筆者には用事がない。
 
いま熱いのは、熱いお好み焼き屋。
 
魚の棚商店街の路地裏なので観光客とは無縁だ。
 
昭和な風情というかレトロすぎ。
 





 
もう使っていそうもない「かき氷」の機械。
 
昭和の庶民の典型的な店を思わせる店内。
 





 
まあ、地元密着の店で商店街の客とは一線を画する。
 
ここ「朝日」では自分で焼くのが流儀。
 
従って今話題の肉の偽装もない(笑)安心の店。
 
アルマイトの容器にキャベツと粉とコンニャク、
 
別皿に豚肉を入れてテコとともに渡される。
 





 
豚焼き300円。これが一番旨いと店のおばちゃん。
 
鉄板が温まってから生地をひく。
 





 
ついで豚肉を載せる。
 
表裏2回ずつ焼けばいいかな。
 





 
鉄板がむちゃくちゃ熱いので、海苔や鰹をすくうスプーンまで熱く火傷しそうだった。
 
飲み物は持ち込み方式。急いでいたので、カップ酒ならぬカップ水。
 
おばちゃんは、こまめに見回りして水を追加してくれるし、自分でよう焼かん向きには焼いてくれそう。まあ、その必要はなかったが。
 
頬張るとアチチと熱い。美味しいより旨いがぴったり。
 
もちもちとした食感がたまらない。じん粉が入ってるのかも知れない。
 
時間がなかったので1枚だけにしたが、今度は蛸焼きとか食べてみたい。
 
もう使っていない「かき氷」や「ソフトクリーム」の機械があったりで、ほんまにええ店でした。