英語が役立つ日

この夏休み中に、治療していた歯の金属が取れて、都合二回も歯医者さんにお世話になったり、脊柱管狭窄症の症状が再発したりと、健康面だけでも多々ありました。
一番の大きな出来事が昨日起こってしまいました。独自ドメインを取得してホームページなどを運営しているのですが、ドメインの管理組織のサイトにログインできなくなっていました。
サイトにログインするのは、ドメインの更新時期くらいの年に数回程度です。
更新ができないとサイトは消えてしまいますし、最も困るのはメインに使っているメールが使えなくなることです。

思えば、パソコン通信をやり始めたのが1980年代、パソコン通信で「インターネットとパソコン通信のメール交換」ができるようになるのは、もっと後年の1990年代でした。世界的草の根ネットであった' fidoNet 'に参加できたのは楽しい思い出のひとつです。またギターリストのクロード・チアリさんに出会えたのもパソコン通信のおかげです。
米国のプロバイダーと契約してインターネットを始め、その業者から料金を騙されたりしながら、独自ドメイン( sibata.com )を取得してホームページを開設したのが、阪神淡路大震災の一年後の1996年でした。Windows95がでて、世間がインターネットに注目しだしたころです。早いもので、もう27年も経つわけです。

インターネットのしくみについては、日本実業出版社から出した「IP-VPNのしくみ」が参考になるでしょう。

現在は、ドメインのトップにはコンテンツは置いていなくて、27年も同じスタイルの個人のホームページ(https://sibata.com/mshibata/)を置いています。

いまのインターネットにはパソコン通信のわくわく感といったものは感じられません。やはり通信の原点はパソコン通信です。

前置きが長くなりました。ドメインの更新時期(10月6日)が近づいてきましたので、向こう何年分かの料金を支払う必要があります。円安ですので、1年、3年、5年、どの契約にするか、思案しますね。
そういうわけで昨日、’Network Solutions’ にログインを試みたのです。
何度やってもUser ID は認識できないとのメッセージが表示されました。ドメインが更新できないと、前述の事態になってしまいます。あせりましたね。電話連絡するにしても、相手は米国、英語で話さなければなりません。

幸いなことに chat が使えることがわかりました。英語の会話は不自由してますが、ライティングならできると、あらかじめ文書を用意しました。
いよいよchatの開始です。トラブルの概要を送信。すると弾丸のようにすばやく返事が返ってきます。これには驚くしかありません。
「他にも同じ現象の人がいることが報告されている。こちらで対応するので、あなたは何もしなくていい。」
とのメッセージを受け取りました。

そして一晩が明け、今朝、ログインを試みると、ちゃんとログインができました。
ああ、よかった、よかった。

昨今、英語は四技能が要求されるようですが、スピーキング重視に異を唱える人々もいます。何よりも文法が大切であると。
わたしも、そのように感じておりますし、母語をもっと大切にすべきと思います。