同窓会の例会にゆく-『人生九十年』を刊行してのお話です-

先月に引き続き、昨日は母校の同窓会(蔵前工業会)の関西支部が毎月第一火曜日に開催している午餐会に出席しました。
阪神梅田に着いて、西梅田まで移動し、堂島地下を最南端まで歩き地上に出ますと、会場の中央電気倶楽部が見えます。

これが中央電気倶楽部のビルですが、レトロですね。
午餐会とありますようにお昼の食事を一緒に取ってから講演を聴く会です。
今回のテーマは『人生九十年』を刊行してのお話です。

講師は卒業生が務めることが多いですが、外部の講師を招くこともあります。
今回は91歳になられた昭和30年ご卒業の大先輩です。

食事は洋食で毎回メニューが変わりますので楽しみです。
この料理の名前は何でしょうか。
残念ながらわかりません。これにコーヒーがつきます。

珈琲の左手に見えるのが大先輩の著書『人生九十年』です。
この大先輩のニックネームは Affe さんと言うそうなので、以後 Affe さんと表記します。
ところで Affe とはドイツ語で猿のことだそうです。

内容は

・趣味写真70年(大阪電気クラブ写真部で最近作品を)
・合唱ステージ(『第九』を30回歌いました)
・私の終活(自分の墓作りなど)
・様々の探求談=今年の干支・辰、道頓堀談義、司馬遼ひとすじ

などなどです。

写真中央が Affe さんです。
いつもは、理工系大学の卒業生の集いですからスライドを用いての講演なのですが、そういうデジタル機器を使わない講演もアナログでいいものですね。
上に挙げた内容を面白おかしく約一時間にわたって講演されまして、元気の秘密がわかったような気になりました。

最後の質疑応答で「長生きの秘訣は?」と問われ

退職後は乞われても第二の仕事は断り、
好きな写真を撮ること、
旅をすること、
俳句を作ること、
文書を書くこと、
合唱の練習をやることなどなど、
ストレスを溜めないことが大切と答えられました。
とくに合唱が役に立っておられるとのこです。

「継続こそ力なり」とよく言われますが、何か趣味を作って、それを継続することが大切と昨日の講演を聴いて思いました。

Affe さんは今までにたくさんの本を執筆され、神戸市立図書館の蔵書として収蔵されています。
『人生九十年』はまだ登録されていないようですが、初期のころの「東海道ウォーク」については登録されています。
神戸市立図書館の検索サイトはこちら↓
https://www.lib.city.kobe.jp/winj/opac/top.do?lang=ja
キーワード→東海道ウォーク
で検索してみてください。

著者名がわかったら、今度は著者名で検索して他の著書も調べてみてください。
そして気に入れば、読んでください。
よろしくお願いします。

Affe さんのホームページは↓
jzt01740.my.coocan.jp

新開地グルメでオードブルミーティング@新開地アートひろば

しんかいち旅行社という架空の会社が主催するイベントに参加してきました。

前方に見えるのが会場の新開地アートひろばです。

イベントのちらしです。

会場の様子です。
ここで30分くらい説明を受け、5グループ、5エリアに分かれて新開地グルメを買いに行きます。
予算は1グループにつき3000円で制限時間は1時間。
我々のグループは新開地の南のエリアにある店舗が対象です。

第2国道を超えるのに地下道に入りました。
そこには版画家・川西祐三郎さんの壁画がありました。

地下道から地上に出て、川崎本通を歩いていると産業遺産ツーリズムの前畑さんに遭遇。
神戸は狭い。

かつて稲荷市場と栄えたところに3店のみが残って営業しています。
中畑商店で串ホルモン焼き、お好み焼ひかりで海苔巻きお好み焼き、六條商店で駄菓子を購入します。

近くにはダイエー発祥のサカエ薬局跡地があります。

最後に丸富食品で残金全額を使って、焼き豚などを買います。

新開地アートひろばに戻ると旧知の方がおられる。
ちょっと「これ俺の息子」と言って会わせてくれたのが、私がよくお世話になっている若いスタッフの方、ご縁がありますね。そして、神戸はせまい。

写真は各グループが買ってきた新開地グルメです。

われわれグループが買ってきた新開地グルメです。
駄菓子は写っていません。

新開地グルメを味わいながら、ここ一か月にわたって開催されたイベントを振り返りました。

なかなか面白いイベントでした。

イベントの後は西代に移動してお決まりの天津楼と鮒田酒店訪問です。

カツカレーを注文したのだけど、カツがない。
と思ったらルーの下に隠れていました。
やれやれ。

長いこと寄れていなかった鮒田酒店、新学期が始まる前に寄れて、女将さんと話ができてよかったですね。

新長田でプチクラス会-水笠通の森下酒店-

昨日は生憎の雨でしたが、春休みということで、神戸市外国語大学に社会人入学した友人らと新長田の水笠通リにある森下酒店でクラス会を行いました。

この森下酒店は同級生の親戚の店になります。

ここはベルギービールの取りそろえが充実している評判の角打ちです。

続きは↓
ameblo.jp

今年初めての明日本の会に参加 (於神戸南京町の赤松酒店)

昨年末の明日本の会(正式には明日の本屋をてきとうに考える会)に続いて、今年初めてのその飲み会に出席しました。

金曜日の夕方、南京町は賑わっています。
横浜の中華街を小さくしたようなものでしょうか。

その南京町の路地裏に赤松酒店の角打ちはあります。

界隈に洒落た立ち飲みもできていますが、この角打ちもお客さんでいっぱいです。

去年の様子はこちら↓
mshibata.hatenadiary.jp

明日本の会ですが、本屋、出版社、新聞社などにお勤めされている方々が集う情報交換の会と言えるでしょうか。
春先は人事異動やら入学、就職の季節、そのためか参加者は15名ほどといつもより少なめでした。

去年の年末は授業を終えてから遅れて参加したので、食べ物はほとんど残っていませんでした。
今年は春休みなので定刻に参加できまして、食べ物もたっぷりあります。
神戸ならではの焼き豚がありますね。

おでんもあります。
色具合から関東煮と言ったほうがよさそうです。

幹事の方が、何か取りましょうかと問うてくれたので白アスパラ(缶詰)をお願いしました。

生の白アスパラはドイツでは欠かせない食材ですが、神戸だとイカリスーパーなどの高級スーパーに行かないと手に入らないようです。

酒屋ですから飲み物は売るほどにあります。
ビールやワインをたっぷり飲んで、午後10時前くらいにお開きとなりました。
またお会いしましょう。

武塙麻衣子さんの『酒場の君2』を読む

注文していた武塙麻衣子さんの『酒場の君2』が発売日の3月18日に届いた。

武塙麻衣子さんのことを知ったのは、いつのことだったか記憶にないが、気が付けば有り難いことに✖(旧twitter)で相互フォローになっていた。

武塙麻衣子さんの作品を読むのはWEB掲載記事を除いては、今回が初めてになります。
届いた『酒場の君2』はサイン入りですね。
願わくば、いつかこの本に私の名前も入れて欲しい(笑)

『酒場の君2』には、お店の外観や内観、そしておススメのメニューの写真あるいはイラストが掲載になっているとの予想は見事に外れたのであります。

文字だけの純粋なエッセイ集になっておりました。

自慢でも何でもありませんが、大都市東京で暮らしたこともありまして、本書で唯一名前がわかっております「秋田屋」の記事を拝見しました。

そこには秋田屋にたどり着くまでの道中のことが書いたあったり、店の店員さんとのやり取りがあったり、注文した「にこみ」のことに触れたりと、特別なことは何もない普通の文章が綴られています。
ふらっと訪れて、その時々の印象を綴っておられるわけです。特別な脚色があるわけではなく、本当に素直に書いておられるのが、いいと思うのです。私はこの普通がいいと思うわけです。

よくある名作を映像化すると陳腐なものになってしまいますよね。そこは読者がそれぞれに想像を膨らませればいいのです。

東京暮らしでは、自由が丘の近くの大岡山商店街の路地裏に住んでいました。本書には自由が丘の「ほさかや」の記事が収められています。私がいたころには存在しなかった店であろうことは容易にわかります。

この項では、

すみません、連れがあと二、三分で着きます。
店員さんは嫌な顔一つせずコの字カウンターの一番奥に一人分空けて隣に私を座らせてくれた

などと活写しているのである。

前に、特別なことは何もない普通の文章が綴られていると書きましたけれど、この生き生きとした描写(店であったり、店員さんであったり、お客さんであったり、肴であったり)こそ、本書の魅力ではないかと私は思うわけです。

本書には19編が収められています。
たった二編を読んだだけでもう、東京でなくとも神戸の(三宮ではなく)元町か新開地のあの店の暖簾を潜りたくなってきましたね。

久しぶりの同窓会の例会のあとは新梅田食道街

昨年の夏以来の梅田、同窓会の例会があり雨の中ゆきました。

ameblo.jp

例会のあとはお決まりの新梅田食道街です。

目的の串カツの「百々」に行くとまだ支度中でした。

そこで大阪ですから大阪屋へ。

大阪屋は午後3時までは椅子に座りますが、3時になると立ち飲みになります。
到着したのが3時少し前でしたので、他のお客さんは全員座ってましたがレジ近くで立ち席を確保。

ビール大瓶と湯豆腐をもらう。

やがて3時になり、お客さんが立ち、店の人が椅子をかたずけましたね。
珍しい光景を見ましたがお客さんも店の人も慣れたものです。

最後に○○手羽中をもらう。
○○には、この店の名物を表す言葉が入るのだが覚えていないなあ。

〆て1190円でした。
ごちそうさま。