カウンターの中からを行く

二宮の居酒屋から東門筋のバーに寄った記憶はある。 その後、東門筋の上の方に向かったような気もするが。 ここはどこだったのだろうか。情けない。バー好きな方なら、この写真の「カウンター」を見ただけで分かるのかも知れない。amazonの「カウンターの中…

カウンターの中から

朝、出かけるときに今日の一杯はここと決めて 「カウンターの中から」に登場したバーに立ち寄った。 ああああ! 先月寄ったときにも同じ張り紙がしてあった。 気を取り直して近くの店へ。 ワインを飲み干して生ビールにチェンジ。 11月だというのにひと仕事…

切り絵作家・成田一徹氏の「カウンターの中から」(あまから手帖)

神戸市垂水区の北酒店にて(単行本とは関係ありません) 成田一徹さんが、あまから手帖に連載しておりました「カウンターの中から」がいくつかの困難を乗り越えて本日、単行本となって書店の店頭を飾ります。 2010年12月の連載終了までに45回を重ねた人気連…

ふるさとブックフェア in 姫路

全国の地方紙が出版した書籍を展示・販売する「ふるさとブックフェア」が本日15日からジュンク堂姫路店で始まる。 今回は来月姫路で開催されるご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」に合わせてグルメ本が中心になる。 地元の神戸新聞社からは「五穀豊穣 兵庫…

銀座 切り絵作家・成田一徹のバー散歩@あまから手帖

あまから手帖の最新号表紙。 銀座4丁目交差点から和光を望む。 日本一心躍る街・銀座。作家はこれからどの店(バー)に向かおうと心に決めたのだろうか。 バー好きにはたまらない「あまから手帖10月号」である。この特集も含めて連載「カウンターの中から」…

東京発の神戸本

まもなく神戸版も登場するようです。 東京の成美堂出版の新刊です。 テレビの時代になって「地方から東京は見える。しかし東京から地方は見えない」と言われたのも昔。 インターネットの普及でテレビは終焉し、どこにいても情報格差(デジタルデバイド)はな…

オブリガード!ポルトガル 葡萄酒・石畳・ファドの旅

アマゾンに注文していた「オブリガード!ポルトガル 葡萄酒・石畳・ファドの旅」が届きました。 写真家の渥美顕二氏夫妻のポルトガル旅物語です。 1998年4月北海道新聞から出版されました。 コラム「ファド」において、先日のコンサートでお会いした月田秀子…

今夜もひとり居酒屋

友人から「今夜もひとり居酒屋」(中公新書・池内紀著)が刊行されたこと教えていただきました。 早速、「セブンイレブンネット」にて注文。しばらくして、最寄のセブンイレブンに到着しました。 このWEB書店の良いところは、コンビニまで取りに行く必要はあ…

Fabulous OLD BOOK@鯉川筋

所用の帰りに鯉川筋を下っていると、とあるビルの前で四階に「Fabulous OLD BOOK」があることに気がつきました。 この「Fabulous OLD BOOK」は、ある方に紹介されながら訪問することもなく時が過ぎておりました。 「Fabulous OLD BOOK」は、1940〜70年代にア…

成田一徹の切り絵入門

こう言うときだからこそ、音楽やその他の芸術などで自分を労わって欲しい。 先日、切り絵作家の成田一徹さんから最新刊の「成田一徹の切り絵入門」をいただいた。 これから切り絵をやってみたいという人向けの集大成の本と筆者は感じ取りました。 あるとき、…

缶つまDX

銀座の人気バー「ロックフィッシュ」(twitterアカウント @ginza_highball)のレシピ! 世界文化社から刊行されている「缶つまデラックス」を再編集した小冊子(非売品)が発行されました。 切り絵作家・成田一徹氏が刻んだモノクロームの表紙。 ページを捲る…

元町ぶらぶら

12月だと言うのにコートを着ていると暑いくらいの陽気に誘われて元町をぶらぶら。 歩き疲れて「はた珈琲」で一休み。 ブレンドの港町珈琲をいただく。 店を出てしばらく歩くと古本の神戸古書倶楽部の前に。 なんとなく店に入ると眼前に佐野由美さんの「神戸…

常盤新平著「ちょっと町へ」

ある時、友人と古書市に出かけた。その時、「MSHIBATAさんと同じような人がいるよ」と一冊の本をプレゼントされた。 その本こそ、常盤新平著「ちょっと町へ」(1998年、経済界刊)である。 副題に 「あの町で通った店がある 忘れることのできない人がある・…

芦屋のちいさな古本市

芦屋のちいさな古本市が芦屋市立美術博物館で始まりましたので、行ってまいりました。 開催は11月5日から7日の午前10時から午後5時まで。 芦屋川に沿って歩くこと15分あまり。 やっと会場の芦屋市立美術博物館に到着しました。 20店ほどの古書店が参加。…

神戸の海は宝箱@喫茶エデン

また一週間が始まりました。 連休の疲れを癒しに喫茶エデンに寄りました。 還暦を迎えた店内は変わりません。 店主の堺井太郎さんの人柄によるのか、いろんな方が立ち寄られます。 そしてすばらしい情報を残して行ってくれます。 今朝は水中撮影でお馴染みの…

一冊の本 ナイト・イン・コーベ@日東館書林

今から40年も前の昭和45年(1970年)、元町にあった日東館書林が一冊の本を出版した。 神戸の味と神戸の夜を案内する画期的な本だった。題してナイト・イン・コーベ。 これは古本屋で入手したものではなく、直接買い求めたものである。 執筆人がすごい。 田辺…

東京シルエット

成田一徹さんが朝日新聞東京版に2007年から2年9ヶ月に渡り連載した「東京シルエット」が一冊の本になった。それが今日届いた。 成田さんは言う。「東京の谷中に住んで20年、江戸、明治、大正、昭和、平成と変遷してきた首都の面影を刻みたいと方々を歩き回っ…

国内唯一のガリ版印刷の灯が消える

国内唯一のガリ版専門印刷所と知られる「アンドートーシャ」を経営していた安藤信義さんが12日の朝、亡くなった。昭和35(1960)年にガリ版印刷業を始め、ガリ版文化を21世紀にも伝えたいと平和や反戦を題材にした文集などを手がけた。ガリ版50周年記念の文…

東京☆千円で酔える店

さくらいよしえさんが著した「東京☆千円で酔える店」をWEB書店でやっと入手できた。 酒が飲めて、旨いアテがあって、しかも安い。そんな首都圏の店70店が掲載されている。 最近上京する機会が少ない筆者にすれば、知っている店もあれば、そうでない店も…

今宵も、BARへ --「私的」入門講座20章

著者のうらんかんろさんから新刊「今宵も、BARへ」が恵送されてきた。 この本はBAR歴30年余の著者が、主としてこれからBARとの付き合いを始める人たちや、まだBARと付き合って日の浅い人たちを念頭に置いた書き下ろしの「私的」BAR入門講座で…

ミーツこなもん

日曜日のことでございます。 ひかりにゆくと真澄さんから、今日届いたということである雑誌を見せてもらう。 ひかりはこの雑誌に初登場?なのか、めずらしく写真を撮りにきたそうだ。 コメントは控えるが、もはやミーツの時代ではない。

わいらの新開地

昭和の神戸の市民の生活を調べようと林喜芳著「わいらの新開地」を借りてきた。 これは1981年に「冬じゃく(昔に鳥)房」が発行したものである。 古き良き時代の神戸新開地の姿を生き生きと描写しており、昭和初めの話として「聚楽館横の○展酒場で十銭の酒を…

小林正信著「あれこれと三宮」

どうしても読みたい本があって、はじめて図書館カードなるものを造った。 読みたい本とは神戸三宮にある老舗酒屋「小林酒店」の三代目であった小林正信氏が著した「あれこれと三宮」である。 酒屋のコップ酒がどうして誕生したのか、昔はどんな風だったのか…

あまから手帖・カウンターの中から

3月22日発売の「あまから手帖」4月号。 切り絵作家・成田一徹氏の連載「カウンターの中から」は神戸市兵庫区の稲荷市場にあるお好み焼き「ひかり」です。 小林あやこおばあちゃんは昨年末に亡くなられましたが 店はもちろん、使い込んだテコが残されてい…

大阪人2008年4月号

大阪人4月号は立ち呑み特集。 大阪は24区ある。 各区を代表するかどうか知らないが各区から最低一軒は載っている。 表紙を飾っているのは心斎橋筋に近い三休筋にある「ちょってりあ」。 ちょっとおしゃれな立ち呑み処である。神戸は板宿の「うさぎ」の雰…

ほんまにvol.5 2008・冬号

海文堂通信・「海会」(カイエ)別冊の「ほんまに」が創刊1周年を迎えて、3日に第5号が発行になった。 正直5号まで出るとはすごい。誰が予想したであろうか。 神戸の読書好きに支えられている側面はあろう。 50ページ足らずの冊子ながら内容は充実して…

神戸ぶらり下町グルメⅡのご案内

大好評を得た『神戸ぶらり下町グルメ』、ついに第2弾を上梓しました。 神戸にまだある 美味しいもん 路地の奥まで あの店この味ごあんない 庶民の暮らしに根ざした味を求めて、 お好み焼き、串かつ、焼肉、そば、中華…など、 気軽に飲んで食べて満足できる…

TOKIO古典酒場・昭和下町和み酒編

東京の三栄書房から古典酒場・昭和下町和み酒編というムック本が7月に発売になった。 7月に入手はしていたが、このブログで紹介するのが遅くなってしまった。 神戸で頑張っている地元の出版社はもちろんある。 だが出版は東京という紛れも無い事実を示す本…

神戸 昭和レトロ集

平成も二十年近く過ぎて 昭和は遠くになりにけれ。 神戸を愛してやまない元プレイボーイ氏の 「神戸 昭和レトロ集」 を入手しました。 記憶あるうちに書籍として残しておくのは 大事なことと著者に同感しました。 五十円、ハイボールスタンドや メリケン波止…

あまから手帖4月号

あまから手帖4月号に 神戸灘の甘味処が載っている と聞いて駅前まで出て買い求めた。 ついでに、ひさし鰤の吉川酒店に寄る。 いつもように看板娘のまっちゃんが店番。 ふと目の前を見ると 達筆で含蓄のある言葉が 書かれている。勉強になるなあ。 ビール大…