2007-01-01から1年間の記事一覧

大安亭市場を歩く

神戸市民の台所「大安亭市場」を歩く。 今のそごうのあたりに大安亭という芝居小屋があった。 この小屋の名にちなんで名付けられた大安亭市場。 市場の北の入り口にロダンの狸がいる。 ロダンの狸や大安亭について詳しいことは「ここ」をクリック。 震災以後…

ピンチョス元町ヱビス

本当に暑い。 こういう日は生ビールに限る。 JR元町駅東口の信号を渡ると「ピンチョス元町ヱビス」はある。 信号に引っかからなければ駅を出てから数秒という絶好のロケーションである。 ヱビスビールが380円で飲めるとあっては、ビール好きには堪らな…

こうべ甲南武庫の郷・平介茶屋

今日も暑い。 昨日は62回目の終戦記念日。 東灘区では野坂昭如氏の小説「火垂るの墓」の舞台を歩く人々もいた。 同じ東灘区にあるこうべ甲南武庫の郷。 明治三(1870)年、初代高嶋平介氏が東明村、現在の東灘区御影塚町3丁目で商いを始めたのが高嶋酒類…

ミカゲヤ食堂

連日の暑さが続く。 ひさしぶりのミカゲヤ食堂である。 こちらはお姉さんの店。 今日のサービスはヒレ一口カツ定食。 普段より50円割引となる。 ボリュームもあって美味しい。 豚汁も旨い。 弟さんの三田肉の名門ミカゲヤで売っている炭焼きヤキブタ。 食事…

名作を歩く−石屋川から六甲

野坂昭如氏の名作「火垂るの墓」の舞台となった石屋川から六甲を望む。 今日の天気は殊のほかいい。 御影公会堂食堂を見下ろす 御影公会堂の吹き抜け。 公会堂一階ロビーは開け放してあるので、涼風が吹き抜けを伝って流れ、心地よい。 石屋川から市バスで六…

神戸 昭和レトロ集

平成も二十年近く過ぎて 昭和は遠くになりにけれ。 神戸を愛してやまない元プレイボーイ氏の 「神戸 昭和レトロ集」 を入手しました。 記憶あるうちに書籍として残しておくのは 大事なことと著者に同感しました。 五十円、ハイボールスタンドや メリケン波止…

街のはずれ

ここは街のはずれか、須磨の浦。 昨日の日記は店のはずれ。 この串かつの店は はずれと見せて当たりか。 なかなかウイットに富んでいるではないか。

地下鉄山手線

ここは神戸市営地下鉄のとある駅前界隈。 神戸では老舗の酒房がある。 灘の銘柄を取り揃えてはいるが 正一合400円は安くはなかろう。 電車もJR沿線と違って安くはない。 新開地や元町に出れる老人はどれくらいいるだろか。 ルミナリエより、こちらが先…

喫茶思いつき

兵庫区西出町に大衆食堂「まめだ」があると聞いて 探し歩いた。 すでに店を畳んだのか目的の食堂は見つからなかった。 界隈は船関係の町工場が多数存在する。 そんな町で一軒の喫茶店を発見。 営業しているのかさえわからない。 そっと戸を開けると人がいた…

椿油売り

昨日のことでござります。 またまた東山商店街に戻ってしまいました。 酒菜屋「夢月」の帰りに商店街で椿油売りの店を発見。 毎日出ているわけではないそうだ。 ご主人、店先に現金書留の封筒の束を置いてます。 NHKで放送された結果、全国から送ってくれ…

内田食堂

せっかく湊川に来たので 新開地本通を北上する。 半円形の暖簾が粋。 内田食堂の「ちらし寿司」が食べたくて寄ってみた。 レトロな店内。 カウンターには背もたれできる椅子。 テーブルにはベンチのようなしっかりした椅子。 「うちは戦前は酒屋でした。喫茶…

トシヤのそば焼き

せっかく湊川に来たので 新開地本通を南下する。 ガスビル近くに大衆食堂「トシヤ」はある。 戦後まもなくの昭和二十三年ころの創業。 昭和二十五年から三宮の二鶴寿司の隣にも店があった。 だが本店はあくまで新開地。 店内は大衆食堂の佇まいである。 キャ…

東山商店街を歩く

ここは神戸市民の台所、東山商店街。 神戸市内で現在、最も元気な商店街だろう。 とは言え、はるか昔には及ばない。 この商店街に元気がなくなれば神戸の終焉か。 昔懐かしい冷やしあめを売る店がまだ健在。 弁当も売ってはいる。 暑いので、冷やしあめをも…

街の酒屋さん」

ここは場所は言えない(笑) 街の酒屋さんも大変だ。 立ち呑みを併設するのもひとつの方法ではある。 だが、場所にもよるなあ。

新長田「丸五市場」

ここは新長田駅の南、 丸五市場である。 かつての賑わいは今いずこ。 スーパーやコンビニが台頭して 震災以後の落ち込みは止まらない。 対面販売のよさが理解されず シャッター通リと化している。 だが商店主たちが立ち上がった。 そして誕生したのが「まる…

吉美屋

ここは新開地本通。 ええとこええとこ新開地、 東の浅草と並び称された。 最後に訪れるべき立ち呑みの名店、 吉美屋。 そうめんが絶品。 夏なので冷やし。 冬ならにゅうめん。

モトコー来々亭

ご存知モトコーにある昔ながらの中華の店。 震災前は阪神タイガースの選手が 「モトコーは面白いなあ」 言うてうちにも来ましたと店主は懐かしむ。 昔ながらのシンプルな中華そば。 ニンニク醤油を少し入れるのが流儀。 美味しくなった気がする。 餃子よりタ…

神戸流お好み焼き

お好み焼きの聖地、長田の老舗「みずはら」のご主人が言った。 「生地と具を混ぜないのが長田、三宮から東は混ぜるでしょう」 ところが、三宮の東にあって混ぜない神戸流のお好み焼き屋があった。 やっと今日ゆくことができた。 鉄板一枚を挿んで綺麗系のお…

山陽亭のオムライス

またまた明石の話題である。 魚の棚商店街からちょっと南に入った路地に洋食の山陽亭ががある。 先代が明石銀座にある肉の山陽亭から独立して昭和ニ十五年に創業。 明石では知る人ぞ知る洋食の名店である。 店内に入るとビール会社の美人ポスターがレトロ度…

神戸市兵庫区「平清盛像」

昨日3日の地元新聞朝刊の 「マチカド・スナップ」は、ここ兵庫区 入江橋の平清盛くん。 近くに讃岐うどんの讃松庵や 中央卸売市場内の中華洋食の平岡食堂、 うどん・そばの丸石などがある。 街歩きのついでにグルメは如何でしょう。

新長田・お好み焼き「みずはら」

ここは長田の久保町あたり、元祖平壌冷麺屋がある界隈、 創業昭和7年の長田流お好み焼きの老舗「みずはら」がある。 長田でお好み焼きを食べたのは、この「みずはら」が最初。 当時の屋号は「水原」、今は「みずはら」 その理由を三代目の水原さんに聞いた…

新長田「お好み焼きハルナ」

ここは長田の本町商店街、 肉の名門マルヨネがある。 かねて訪れたいと思っていたお好み焼きハルナ、 商店街に通じる路地にあった。 地元密着の店はなぜか、本通りには面していない。 だからこそ昭和23年の創業から半世紀以上経っても残っているのだろう。 …

ふたたび魚の棚商店街「朝日」

ふたたび魚の棚商店街である。 先日は時間がなくてアルコール持込に失敗したので、再び「あさひ」へ。 完全に観光地になっています。 試食の爪楊枝攻勢が激しさを増している。 かつては考えられなかった。 うわさの玉子1個から販売の乾物屋の前を通って朝日…

魚の棚商店街「朝日」

明石の魚の棚に出かけたが、いつもと様子が違う。 おちつかない原因がわかった。 鮮魚店がないのだ。正確には減った。代わって玉子焼屋が台頭し、玉子焼き屋で行列とは驚き。 いままで気がつかなかったのは、T屋に直行していたからである。 もう玉子焼屋を…

神戸駅前「三角堂」

ここはJR神戸駅前の 少し西に寄った有馬街道に近い界隈。 前から行きたいと思っていた三角堂にやっと行くことができた。 この建物は震災後、建て直したもの。どの店も震災の影響が影を落とす。 終戦後すぐからの営業なので60年は経過してるのだろう。 現…

10円饅頭

ここは観光地と化した魚の棚商店街。 いつの間にか、魚屋が激減して 玉子焼きストリートになっている。 玉子焼き屋の台頭に混じって熟成黒糖小だこまんじゅう屋が出来ている。 明石だから「小だこまんじゅう」と命名されたようだ。 10円饅頭は、つい最近ま…

京都清水寺界隈

先週の日曜日のことでござります。 久し振りの京都は、やはりいいなあ。 来た記念に清水寺をカメラに収める。 清水坂は観光客で混雑。 「**ちゃん、慣れない関西弁がうつっちゃったよ」 聞きなれない関東弁にいらだちがツノル。 この日の昼食会は三年坂の…

西元町「喫茶ニッポン」

元町商店街をどんどん西に歩く。 西元町の北の路地で気になる喫茶店に遭遇した。 切り絵作家・成田一徹さんの「神戸の残り香」に登場する エーゲ画廊の真向かいだ。 喫茶店なのに「明石焼き」の幟が風になびく。 メニューを見れば刺身盛り合せ定食がなんと6…

いなり庵

昨日紹介した「末広」より旧西国街道に沿って更に東に歩くと、ちょっとわかりにくい路地に昭和な食堂がひっそりと佇む。 その昔、板宿で店をやっていたが三宮に出てきてもう20年は経つ老舗。 先代さんは昭和35年から店をやっていたと言うから、今のご主人で…

焼き鯖が美味しい末広

三宮・串かつ「まこと」のちょっと先に、焼き鯖が美味しいと評判の末広がある。 震災前は現在地よりちょっと先で営業、ここにきて11年目。 お爺さんの代から営業しているが、何年になるか女将さんもわからないくらい古い。きっと50年や60年以上は昔のこと…